『 古地図 』の調べ方。古地図を使って独自の歴史検証を進める。 #マッドフラッド #古地図検索 #古地図の誘い #新春古地図ツアー

歴史と科学

古地図 には マッドフラッド の痕跡が見られるかもしれません。

ウェブ上や博物館などに展示されている古地図、一般の歴史では見かけない地図が多数存在しており、偽物や想像で描かれた地図と判断する人もいます。

これが、「もしも過去の実際の地形を示していた」とすると、マッドフラッドとの繋がりが見えて来るかもしれません。

ウェブでの古地図の調べ方

国土地理院の古地図コレクション

今回は、青ばらさんのYouTubeチャンネルで紹介されていた『古地図の誘い』の内容を取り上げたいと思います。

古地図の誘い / 青ばらさん

動画の説明の中で、『 国土地理院 』の『 古地図コレクション 』のホームページが紹介されています。

古地図コレクション(古地図資料閲覧サービス)
国土地理院が所蔵している古地図等の地理史料一覧です

見方はカテゴリーから好きな物を選んで色々覗いてみると良いと思います。

iPhoneやiPadからは高精細画像が確認出来なかったので、PCから確認するのが良さそうです。

ここでは、数点紹介してみます。

世界図、1733年頃作成、作者はゾイッター。

日本の形状が分かりにくいですが、今とは異なることが分かります。今のロシア付近にTARTARIAの記載も見られます。

1733年頃、ゾネッター作の世界図の古地図

日本海山潮陸図。1691年作成、作者は石川流宣。

以前TwitterのShuさん(@Shu1T)が投稿していましたが、茨城県東部に「カラ島」「妹背島」という見慣れない島が発見できると思います。

(高解像画像は国土地理院のホームページでご確認下さい。)

1691年、石川流宣作の古地図
TwitterにてShuさん(@Shu1T)が過去に指摘していたカラ島と妹背島

また、動画内でも話題に上がっていた佐渡島付近の東側の「アラシマ」と「トシマ?」という島も気になります。

佐渡島の東側に「アラシマ」と「トシマ?」という島が見られる。

また、下部に見える「日本國一宮群」という箇所の下側に書かれているのは主祭神だと思われますが、伊勢は「都波岐神社(つばきじんじゃ)」とあります。

現在では、伊勢神宮の内宮の主祭神は「天照大御神(あまてらすのおおかみ)」、外宮の主祭神は「豊受大御神(とようけのおおかみ)」とされていますが、名前が置き換わったのでしょうか。

「日本國一宮群」

なお、鈴鹿市に現存する都波岐神社の主祭神は「猿田彦大神」です。

「都波岐」は「猿田彦」と同一なのか分かりませんが、各地において、現在の主祭神とこの地図の主祭神が一致しているのかも気になります。

都波岐神社・奈加等神社 - Wikipedia

1650年頃のカリフォルニアの地図

1650年頃のカリフォルニアの地図
1650年頃のカリフォルニアの地図

史上最も有名な地図製作の間違いのひとつであったとされている地図だが、例えば水路が埋まってしまい陸続きの形状に変化した可能性は考えられないか、と疑ってしまいます。

カリフォルニア島 - Wikipedia

北極の地図。ジェラルドス・メルカトル作、1595年初版、1623年本版。

北極の地図。

北極を世界の海の合流点と表現し、無限に中心部に流れ込む、と考えられたようです。

憶測で描いて存在していないのか、

存在していたのに無くなったか、

氷や水の下に眠っているのか、

気になるところです。

様々な古地図が存在するので、みなさんで何か発見したら、SNSなどを通じて発信していただけると嬉しいです。

※自分は国土地理院のホームページ以外にも、見つけた古地図を画像検索のアプリを使うことで、高精細画像を探して検討したりしています。


こちずライブラリ

こちらのWebサイトはスマホ対応してるので探しやすいと思います。解像度は低めの画像が多いです。

こちずライブラリ | 今と昔をつなぐ地図

Map Freak

下記のMap Freakさんは高解像度の地図や解説があり非常に参考になります。

Map Freak
地図好きによる総合古地図情報サイト

Old Maps Online

下記のOld Maps onlineは青ばらさんから教えてもらったサイトです。

現行地図に、古地図を重ね合わせることができ、比較しやすいスタイルなのが非常に面白いです。

https://www.oldmapsonline.org/

書籍で古地図を見てみる

古地図を書籍としてまとめたものとして、ナショナルジオグラフィックの書籍などがあります。

『世界をまどわせた地図』『世界を驚かせた地図』 では、解説文が付いているので、作者や時代、一般的な背景を知ることが出来ます。

一部を抜粋した画像を紹介します。

『世界をまどわせた地図』の裏表紙 古地図が多く見られる
本誌一部紹介、古地図内にTARTARIAの記載有り

手元に古地図を置いて、じっくり眺めたいと言う方には、書籍が向いてるかもしれません。

『世界をまどわせた地図』『世界を驚かせた地図』には一部同じ地図も載っていますが、全て同じでは無いので2冊あっても楽しめると思います。


おわりに

一人で考察してて見えなかった事でも、沢山の方の目で考察すれば新たな発見が出て来ると思います。

古地図や、現地の今の写真などを比較して検証してみるのも面白いと思います。

動画発信の青ばらさんと情報提供のShuさん、ありがとうございます。お二人とも普段から興味深いツイートを投稿していますので、良ければフォローしてらご覧ください。

Twitterの青ばらさんのアカウントはこちら。

TwitterのShuさんのアカウントはこちら。

また、ウメちゃんねる☆さんの古地図考察の動画も面白いので良ければご覧ください。

マッドフラッド 古地図とお城と教会 / ウメちゃんねる⭐︎さん
マッドフラッド 古地図とTartaria / ウメちゃんねる⭐︎さん

ウメちゃんねるさんのTwitterアカウントはこちら。

マッドフラッドとは?と言う方は、下記リンクページもご覧頂けると嬉しいです。

「発生原因は何か」や、「場所が局所なのか広域なのか」、「誰かが関与しているのか」、「時代はいつか」など、謎が多いですが、公式の歴史観では説明がつかないものが多くあり、隠された歴史が存在する可能性を考えてしまいます。

マッドフラッド と タルタリア帝国 について (簡易版)
『 マッドフラッド とは』『 タルタリヤ 帝国 とは』何かについて、簡単にまとめようと思います。13世紀~18世紀初頭に存在したと言われる『 タルタリア 帝国』は大英帝国に滅ぼされたと言われています。英語表記では『Tart...

私のTwitterも良ければ見て下さいね。

青ばらさんのチャンネルにお邪魔して古地図についておしゃべりさせてもらいました。

良ければご覧ください。

古地図を通して、歴史の嘘が明らかになる事を期待しております。最後まで、ご覧頂きありがとうございました。

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